輝かせる、かけがえのないひと時を

チョコペンはたくさんの幸せと感動を呼ぶ魔法のペンです。大切な誰かのかけがえのない想い出への道しるべなのです。
大切な誰かへの想いを魔法のペンにのせて、美しく楽しく届けること。それが私の使命です。
多様な生き方がポジティブに受け止められる時代になり、食のスタイルやあり方にも多様な、しかも大きな変化が起こっています。
一日数名限定のレストラン経営者、決まった店舗を持たない料理人、料理とは別の仕事や子育てをしながらこだわりの菓子をつくるパティシエ……。
それぞれの分野の越境や交流も盛んです。
しかし、そこで気づくことがひとつあります。
それは、いくら働き方が変わっても、“食の特別さ”、もっと言えば“デザートの特別さ”は変わらないということ。

それは一般家庭でも同じことです。

いつでも、どこでも、どんなときでも、デザートはそのテーブルにつどう人たちに感動を与え、特別な歓びの時間を生み出してきました。
そのもっとも象徴的なアイテムがバースデーケーキやアニバーサリープレートです。

感動をシェアするチョコペン

私が飲食店で修業をしていた頃のことでした。私がチョコペンで仕上げたアニバーサリープレートをホール担当者に渡したときのこと。
店内照明の薄暗いなか、ハッピーバースデーのBGMとともにそのプレートがお客さまの元へ手渡された瞬間の驚きを忘れられません。
歓声がこちらまで届き、とても嬉しく幸せな気持ちになったことを鮮明に覚えています。過酷な労働で張りつめていた神経が一気に解放されました。
チョコペンは人に感動を与えることができ、しかもその場にいる人たちが感動をシェアし合える素晴らしいアイテムです。
チョコペン（パイピング）は、パティシエたちが技能やアイデアを競うジャパン・ケーキショーでも審査項目に入っている大切な技能ではありますが、時間や手間をかけて本質的なことを教わったり、練習できる環境がまだまだ整っていないのが実情です。

同じように一般の方から市販のチョコペンの使い方に関してのお悩みのお声もよく聞きます。

「もっと身近にチョコペンを学べる環境があっても良いのではないか？」

私が魅力にとりつかれて以降手探りで学び、磨きあげてきたチョコペンの技能。
この技能を敬意を込め、一般の方にも馴染みやすい《ショコラグラフィー》と名付けなおし、その奥深さや本質をみなさんにシェアしていきたいと考えるようになりました。

ショコラグラファー®資格

パティシエも含め、飲食業界の労働環境は離職率の高さからもうかがえるように、とても厳しいというのが実情ではありますが、これからの時代、パティシエの仕事はますます多様で自由になるでしょう。
そして今よりももっと、人びとに夢や歓びを与えるという大切な役割を担うようになるはずです。
ショコラグラファー®はひとりひとりの生き方に合わせて技能を生かせる資格です。

パティシエや飲食店の方々はもちろん、別のお仕事に生かしたい方、大切な人に感動をプレゼントしたい方……。
自分らしい特別な時間を生み出し、分かち合うことでより豊かな人生にしていきたい方は、ぜひショコラグラフィーの世界に飛び込んでみてください。